随分と更新が遅れてしまい、すみません。
夏休みの真っただ中の明るい時期に、出だしから暗いニュース&私事で申し訳ないのですが、この度一週間ほど入院してしまいました。40代半ばで、予期せぬ入院はやはり一大事なので、人生初めてのブログの文章ではありますが、この体験について少し…。
朝、小学3年生の長女とのんきにパンケーキを作っている時でした。突然襲ってきた、もう横たわるしかない腹痛!あまりの痛さに悶絶しました。しかし、何とか娘を小学校に送り出さなくては…。娘は、「大丈夫?」と心配そうに、でもしっかりと私の指示に従ってパンケーキの続きを作り、食べてから学校に向かってくれました。改めて娘の成長を感じた瞬間でしたね。
ただ、ホッとしたのも束の間、そこからが自分との闘い。痛み止めを飲もうにも、薬がある戸棚まで歩くのもひと苦労。やっとの思いで飲んでも、まるで効く様子はなし。人間「いよいよ、危ない!」という瞬間は、本能的に分かるものですね。一番に救急車、次に夫への連絡が頭をよぎりました。
運よく電話が夫とつながり、急遽家に帰って来てくれました。あの時ほど、夫の有り難みを感じたことはありません(笑)!
大きい総合病院に着いた頃には、もう歩くこともできず車椅子。あちこちに車椅子をぶつけながら押していた夫に「お腹に響くから、やめて!!」と怒鳴ったのを覚えています。度を過ぎた痛みは、恥や外聞、理性をなくし、人格を破壊するものなのだと改めて実感しました。医者も私のあまりの痛がりように、内診することもできず、とりあえず痛みを取るために即入院。一時は緊急手術か…と懸念されましたが、2日ほど炎症を取る抗生剤の点滴をしたら、痛みは嘘のように消えました。
結局、お腹全体にわたって腹膜炎を起こしたようですが、そのきっかけは分からず。元々もっている婦人科系の持病か、はたまた過去に開腹手術を二回したことからくる癒着が引き起こした腸閉塞か、謎のままです。ただ、一つ言えるのは、ここ最近、仕事や育児、その他色々なことが重なり、身体も心も酷使していたこと。若い感覚で無理をし、かなり飛ばしていたこと。
女性も、40代半ばともなると無理は禁物ですね。夫や娘、また入院中に娘を見てくれた親戚や友人たちに多大な迷惑をかけた今回のちょっとした“事件”。皆さん、本当に有り難う。神様から強制的に与えられたこの休養期間で、自分や生活の見直しをすることが出来ました。
仕事も育児も本当に健康あってのもの。肝に銘じます!