まちとこ一料理ベタを自任する石塚です。
そんな私が毎回レシピ本制作に関わって考えていることを書きます。
「レシピなんてネットでタダで見られるのに、なんでレシピ本がいいの?」
こんなギモン、ありますよね?
私もよくネットのレシピは利用しています。でも、一般の方の投稿のものは
使うことは少ないかな....。
なぜかというと、料理センスがあれば、どんなレシピでも皆さん「いいあんばい」に
作れてしまうと思うんです。でも料理があまり得意でない人は、やっぱりプロの方の
レシピの方が失敗が少ないかな、と感じます。
■レシピ本をおすすめする理由その1:
本になるに値するスキルを持つプロの方のレシピが集まっている
そして、さらに感じるのは、料理ベタな人はどこか「根本的な革新」がないと、
料理は上達しないということ。つまり、日々違う人が作ったレシピを見ていると、
その日の料理はとりあえず作れるんだけど、「おお!そうだ、これをこう応用しよう」
という根本的な革新にはつながりにくいと感じます。
■レシピ本をおすすめする理由その2:
1冊の本には料理家さんの信念がつまっている
1冊のレシピブックを作る時は、料理家の先生の食に対する考えなどがとても気になっています。
もちろん、それは生きる信念でもあるので、ぱっとわかるものでなかったりもするのですが、
1冊を作っている間に、「こういう素敵な思いが強い、これを読者に伝えたいな」などと考えます。
そういう意味で、間近でプロの方と接し、私のひくーい料理スキルも少しは上がった気がします。
そして、3つめの理由は・・・、
■レシピ本をおすすめする理由その3:
本を買うとモチベーション上がる
結果的に、それで料理スキルが上がって、家ごはんが充実したら、コストは十分還元できるかな、
と考えます。
まちとこで制作した、「忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん」
田内しょうこ先生は、大人も子どもも、ヘルシーでおいしいごはんは
時間をかけなくても、コツをつかめば楽しめる! というのがポリシーかな、と思いました。
ちなみに、この仕事を終えてからわが家ではにんにくしょうゆが定番となりました。
からあげの下味でも、子どもにすごくほめられ、ちょっとうれしい・・・・。