こんにちは、ライターのたけしたひじりです。
アジサイの季節になりました。
梅雨のくもり空の下、雨露を光らせて咲く花を見ると
心がちょっぴりなごみますね…。
さて、アジサイで思い出すのが、海外に住んでいた時のこと。
娘の学校が5月末で夏休みになり、6月に日本に一時帰省する私に、
現地で知り合い、日本に住んだ経験もあるママ友から
「お土産はいいから、日本のアジサイを撮ってメールで送ってよ!」と
頼まれました。
アジサイなんて、日本人にはありふれた花。
それまでアジサイに特別な思いなんてなかった私ですが、
友人からの意外なお願いに、ちょっと驚きながらも、
近所の花を撮って送ってあげました。
でも気になって調べてみると、アジサイは日本原産の花で、
歴史は古く、万葉集の中にも登場するとか。海外にアジサイに
似たような花はあっても、こんな美しい色を見せるのは
6月の雨に濡れてこそなのだと知りました。
綺麗なアジサイが見られるのは、実は日本に住んでいる人だけなんですね。
下は娘の学校の通学路に咲くアジサイ。
そんなことに気づかせてくれた友達を思い出しながら、
眺める今年のアジサイ。
今では私にとって、ちょっぴり特別な花になった「紫陽花」。
漢字も素敵です♪